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NucleoボードをNTS-1のカスタムコントロールパネルにする実験(完結)

前回からの続きです。NucleoボードをNTS-1のカスタムコントロールパネルとして動作させることに成功しました。前回は中間まとめでしたが、結果的に前回がハードウェア編、今回がソフトウェア編という感じになりました。 前回の最後のところで ど...
STM32

NucleoボードをNTS-1のカスタムコントロールパネルにする実験

今回の話はまだ中途なのですが、手こずりそうなので中間まとめとして書いておきます。 以前もちょっと触れましたが、NTS-1は音源エンジンとコントロールパネル(音源エンジンを制御するボード)の2つのCPUボードから構成されており、コントロールパ...
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logue SDKのエフェクタのサンプリングレートの話

logue SDKで以前からぼんやり疑問に思っていたことが、「オシレータのサンプリングレートは48KHzだけど、エフェクタも同じなのか?」ということです。ちなみにNTS-1の場合、DACはAKM4384で192kHz 24-Bitまで対応し...
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音量調節しかしないエフェクタをlogue SDKで作りました

redditを見ていたら、「外部のMIDIで制御してトレモロをかけたいので、音量調節するだけのカスタムエフェクトってないですかね?」という質問を見かけました。 トレモロするカスタムエフェクトはありますが、質問者さんはトレモロのタイミングを他...
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logue SDKを使ったNTS-1用カスタムOSC作成テスト(2)

以前、logue SDKでオシレータを作成する入門記事を書きましたが、今回はその続編になります。ごく簡単なFM音源を書いたので、これを例題にします。 この音源の音自体は、NTS-1にも最初から入っているVPMとほぼ同じです。 実は、前回作成...
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ウエーブテーブルシンセサイザをlogue SDKで作ってみた(追記あり)

minilogue xdやNTS-1には、カスタムオシレータのサンプルとしてウエーブテーブルオシレータ「waves」が付属してきます。ソースコードも公開されています。このオシレータは、logue SDKに含まれるウエーブテーブルの90個の波...
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電話っぽい音にするエフェクタをlogue SDKで作ってみた

logue SDKでは、オシレータ、モジュレーション、ディレイ、リバーブを作ることができます。今回は、昨今のテレワークとWeb会議の流行を反映した(?)モジュレーションユニットとして作ってみた「teleconf」を紹介します。 teleco...
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オシロに絵を描くシンセサイザをNTS1で作りました

ちょっと時間が経ってしまいましたが、先月ゴールデンウイーク中に開催されたMaker Fair Kyotoのオンラインイベントに下記の作品を出品をしました。(といってもハッシュタグをつけてツイートするだけですが) オシロスコープに絵を描きつつ...
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Mutable InstrumentsのオシレータをKorg NTS-1で動かす

Mutable Instrumentsはユーロラック・モジュールシンセサイザーの有名なメーカーですが、製品のソフトウェア・ハードウェアをオープンソースで公開しており、その中のPlaitsというモジュールのオシレータ部分はlogue SDKに...
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logue SDKでRoland αJunoを作ってみた

新型コロナウイルスのおかげで3月から3か月間在宅勤務になっていましたが、その間NTS-1でαJunoのエミュレーションをしようと、いろいろポチポチとプログラミングをしていました。 αJunoは1980年代のローランドのアナログ・ポリフォニッ...
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KORG minilogue xdとNu:tekt NTS-1のlogue-SDKでの挙動の違い

NTS-1での開発がなかなか面白いので、オシレータをポリフォニックで鳴らしてみたくなり、minilogue xd moduleを買ってしまいました。 キーボードはついていませんが、シーケンサー用の16個のLED付きボタンがキーボードの代わり...
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αJunoの内蔵コーラス

Roland Junoシリーズのシンセサイザーは、初代のJuno-6からコーラスが搭載されています。コーラスは、時間変化するエコーのようなエフェクタです。入力信号のコピーが、若干の時間遅れで一度だけ付加されます。この時間遅れの大きさがLFO...
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Korg NTS-1でリサジュー図形生成用ディレイを作ってみた

オシロスコープ・ミュージックというものがあります。英会話の先生とシンセサイザの話をしているときに聞いて知ったのですが、電子工作&シンセサイザ好きの人間にはそそられるものがあります。 オシロスコープをX-Yモードで動かすと、X-Yプロッタと同...
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Gumroadでソフトウェアを売ってみる

前回からの続きです。 NTS-1用のHoover Soundオシレータが完成したら、既存のユーザーオシレーターのリストに追加してもらおうと考えたのですが、このリストを眺めてみると、4割くらいが無料で2割くらいが寄付(ドネーションウェア)、残...
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Hoover Sound専用オシレータをNTS-1で作ってみた

このブログ、1か月近く間が開いてしまいましたが、私はずっと在宅勤務をしています。 3月は、とうとう一度も会社には行きませんでした。 で、浮いた通勤時間で、いままで興味があってもできなかった、オンライン英会話やオンライン販売サイトなどを試して...