Raspberry Piで遊ぶ(普通の意味で)

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Raspberry Piの最大の特徴はGPUですが、GPUには動画再生以外に3Dグラフィックの機能もあります。
その機能を使って作られたソフトがあったので試してみました。

Penguins Puzzleという単純なパズルゲームで、カーソルキーでペンギンを操ってExitまで連れて行きます。

インストールは

sudo apt-get install penguinspuzzle

です。

操作方法などはこちら。

Penguins Puzzle Home

X Windowは必要ありません。
コンソール上で動作します。

効果音とかは無いので、ちょっと物足りない感じかもしれません。

普通に遊べるゲームとしては、抽象芸術的弾幕シューティング「noiz2sa」がいいかもしれません。
15年くらい前のPC+Linuxでも動作していましたので、Raspberry PiのGPUはあまり関係ありませんが。

これもXではなくコンソール上で動かした方が、快適に動作します。

同じ作者さんのparsec47もapt-get installはできるのですが、私のところでは残念ながら起動しませんでした。
そういえば、15年前のPCでDebianで試したときも動作しなかったような記憶が、微かにあります…。
OpenGLを使用するものは、おそらく動作しません。

Raspberry Piでのビデオ再生

Raspberry Piのハードウェアで特徴的なのが、3DグラフィックスとHD動画再生支援の機能を持つGPUが搭載されている点です。
早速、この動画再生の機能を試してみました。

Raspberry Pi用のメディアプレーヤーソフト「omxplayer」は、最初からインストールされています。
コマンドラインで動作しますので、X Windowの起動は不要です。

使い方は

omxplayer ファイル名

です。

再生中のキー操作は、

・カーソル左右 早送り、巻き戻し
・+、- 音量調整
・SPACE ポーズ

などが使えます。

PCから動画ファイルをいくつか持ってきて再生してみました。
ファイルを持ってくるには、USBメモリが手っ取り早いです。
USBメモリは

sudo mount /dev/sda1 /mnt

で、/mntの下にマウントすることができます。
複数のストレージデバイスを使っている場合はsda1のところが変わってきますが、まあRPiではそのような使い方はあまりしなさそうですね。

USBメモリを外すときは

sudo umount /mnt

でアンマウントしてから外します。

ちなみに、modulesディレクトリを見てみたら、vfatはもちろんのこと、各種ファイルシステム関連のモジュールは完備されている様子でした。

さてRaspberry Piの動画再生能力ですが、MPEG4ファミリ(DivX、H.264など)は再生できます。
一方、MPEG2については利用できません。

以下の記事によると、MPEG2およびVC1(WindowsMediaで使われているコーデック)については、ライセンスキーを購入すれば利用可能となるそうです。

New video features! MPEG-2 and VC-1 decode, H.264 encode, CEC support | Raspberry Pi

また、H.264のエンコード機能は無償で利用できることとなり、既に最新のファームウェアでは有効になっていて、あとは誰かがツールを実装してくれるのを待っている状態だそうです。
Raspberry Piにはカメラモジュール用のパターンが基板に用意されているらしいので、ライブカメラなども将来は作ることができるかもしれません。
なかなか楽しみですね。

ちょっと脱線しましたが、動画再生の方に戻ると、手持ちの動画ファイルをいくつか再生してみたところ、720p以下のMP4、MOV、AVI、DIVXなどのファイルは、ほぼ問題なく再生できました。
1080pでは一部のファイルで引っかかりが生じる場合もありました。

YouTubeの動画ファイルも1080pや720pのMPEG4をダウンロードして再生してみましたが、特に問題はありませんでした。
MP4ファイルをダウンロードしながら再生するようなYouTubeプレイヤー(スマホで使われているような)は、Raspberry Piでも作ることができるかもしれませんね。

なお、ちなみにですが、YouTubeからの動画ダウンロードは、ChromeのYouTube Downloaderという拡張機能を使うと簡単です。

Raspbianの起動と日本語化

以下は2012年8月16日版のRaspbian-wheezyでの話です。

Raspbianを書き込んだSDカードをセットして電源を入れると、Linuxが起動します。
最初に起動したときは、環境設定が自動で立ち上がります。
ちなみに純正のLinux入りSDカードでは、環境設定は起動されませんでした。

この環境設定のコマンド名は、

sudo raspi-config

で、後からでも何回でも起動することができます。

raspi-config.jpg

初回にやっておいた方がいいのは、以下の設定です。

・expand_rootfs (SDカードの未使用領域をLinux用に割り当てる)
・configure_keyboard (初期状態は英語105キー)
・change_timezone (ASIAのTokyoで)

設定後、再起動をかけると、先ほどのexpand_rootfsが動きます。
expand_rootfsは、Windowsで言うところの「パーティションの切り直し」ですので、それなりに時間がかかります。

他に、なるべくならやっておいたほうがいいのは以下ですね。

・change_pass (パスワード変更、初期状態はraspberry)
・ssh (sshサーバを利用可能に)

あと、逆に以下は最初は設定しないほうがいいです。

・change_locale

日本語に設定すると、メッセージやマニュアル等が全て日本語になりますが、初期状態では漢字フォントがインストールされていないため、表示できないからです。

nofont.jpg

日本語化の手順の解説は下記で解説されています。
内容自体は、上記のロケールの設定と、日本語フォントのインストールするだけです。

Raspberry Pi日本語化 | DesignSpark

完了すると、こんな感じで日本語が表示できるようになります。

jpfont.jpg

Raspberry Pi本体で日本語のWebページが見られるようになると、何かと便利なので、上記の日本語化は是非やっておいたほうがいいですね。