Silicon LabsのPearl Geckoスターターキットを入手


APS SUMMIT 2018 JULというセミナーに参加したところ、抽選会でシリコンラボのPearl Geckoスターターキット(STK3401A)というボードが当たりました。
(ちなみに他にもnano Piとかいろんな景品があり、当選確率は結構高そうでした)

CPU周りのスペックは、Cortex-M4/40MHz/Flash256KB/RAM32KBとなっていて、搭載されているチップはEFM32PG1B200F256GM48というものです。

愛称はPearl Gecko、Geckoというのはヤモリのことだそうです。
ただ、日本のヤモリは夜行性で灰色っぽい体色のイメージがありますが、熱帯のヤモリは昼行性(Day Gecko)でカラフルなものが多く、人気のようです。
箱の写真もヤモリです。マダガスカルのPhelsuma lineataっぽいです。

ボード上には128×128のモノクロLCDと静電容量型のタッチセンサが2つ、タクトスイッチが2つ、リセットボタン、MiniUSBが載っています。
インタフェースとしては、USART、I2C、SPI、I2S、ADCがあり、暗号処理のアクセラレータ(AES128、AES256、楕円曲線、SHA-1、SHA-2)も搭載されています。
ボタン電池で動作できるようになっており、チップも低消費電力が一つの売りらしいです。

せっかくなので開発ツール(Simplicity Studio)をインストールしてみました。
新しいIDE(Eclipseではなかった)なので使い方もよくわかっていませんが、デモが付いているので動かしてみました。
ボード上のファームウェアと連動して、オブジェクトを転送してソースレベルでデバッグできるようです。
インベーダーゲームも入っていました。

手持ちのSilicon Labs製チップが載っているボードとしてはKoshian3.0があります。
CPU周りのスペックはほぼ同じですが、開発に使うには今回のボードのほうが使いやすそうです。

コメント