ESP32でMicropythonが動いていますが、REPLで毎度コードをペーストするのも大変です。
ファイルをESP32にダウンロードするツールがあるのではないかと探してみたら、uPyCraftというツールを見つけました。
Windowsでも動作しますし、エディタとコンソールが一体化していてなかなか便利そうです。
使い方も難しくはなく、設定としてはMicropythonが動作しているESP32のシリアルポートをメニューの「Tools」→「Serial」から選択すれば完了です。
このツールはもともとFireBeetle ESP32という開発ボード用に作られたもののようです。
中国の会社の製品のようですが、DevKitCとそれほど違いがあるわけではなく、問題なく使用できました。
Arduinoのように、「File」→「Examples」にいろいろなサンプルがもとから付属しています。
この中から、試しに「Basics」→「mario.py」を動作させてみました。
コードを見ていくと、IO25に音声を出力させているのがわかります。
圧電ブザーをIO25とGNDに接続して試してみました。
まず、ウインドウのConnectボタン(STOPボタンの右)を押します。
これでESP32のシリアルポートに接続されるはずですが、接続されない場合はメニューの「Tools」→「Serial」でシリアルポートが選択されているか確認してください。
そして、「DowloadAndRun」ボタン(右向き三角のボタン)をクリックすると、ファイルがESP32に転送され、実行されます。
見事!マリオのテーマが圧電ブザーから流れました。
サンプルはまだ作成中のものも多いようですが、uPyCraftはArduino的なお手軽さをESP32 + Micropythonで実現できており、なかなかのお勧めだと思います。
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