boochow

日記

RIGOL DHO800の12bit分解能を確認してみた

DHO800はADCが12ビットで垂直解像度が4096あります。普通の安価なオシロでは、通常8ビットのADCが使われているそうです。実際に解像度が12ビット分あるのかどうか実験してみました。実験用の信号には手持ちのUSB-DACを使いました...
日記

RIGOLのオシロスコープDHO800

RIGOLのオシロスコープといえばDS1054Zが有名ですが、その後継となりそうな新製品、DHO804を購入しました。完全に人柱的な感じですが、物欲に抗しきれず・・・というところです。ちなみにこれまでは主にDSOnano(DSO203)とい...
日記

大規模言語モデル(LLM)の遊び方を学ぶ

ChatGPT、あいかわらず話題ですね。最近は、だいぶ日本語の情報も増えてきました。記事によるとOpenAIへの最近のトラフィックは若干下降したようですが、まだまだ応用範囲を探るフェーズのように思います。私もそろそろ追いつこう・・・というこ...
Synthesizer

エンベロープのソフトウェア実装の話

以前、こちらの記事で「エンベロープに関しては根が深いので、別の記事で書こうと思います。」と書いたのですが、結局まだ記事を書いていませんでした。今回はこのエンベロープの話です。調べてみたらg200kgさんが既にいくつか記事を書かれていて、二番...
Synthesizer

Mutable InstrumentsのBraidsをDrumlogueで動かす

Braidsは、フランスのMutableInstruments社がかつて販売していたユーロラックモジュールのデジタルシンセサイザです。今回、これをlogueSDKを使ってdrumlogueに移植してみました。名前は「Lillian」です。M...
日記

gumroadでの売り上げが1000ドルに到達

2020年の4月にlogueSDKで作ったプラグインの販売をgumroadで始めたのですが、それから約3年、本日累積売上が1000ドルを超えました。最近リリースしたminitoneは無料ですが寄付ができるようになっており、その寄付の分も含み...
Synthesizer

dockerを使わないlogue SDKのビルド環境

この週末は、歴史が動いた広島G7サミットのニュースを見ながら、個人的には通常運転で今日もdrumlogueをいじっていました。これを一昨日から作っているわけですが、途中でdrumlogueのdocker経由のビルドが面倒になって、ローカル環...
日記

QQEnglish受講100回目

単なる日記です。昨年9月にオンライン英会話のQQEnglishを始めて、一昨日が100回目の受講でした。約8か月間、開始時点ではR.E.M.S.の「E教材」から始め、今「H教材」が終わりそうなところです。教材はAからTまで20段階あるので、...
Synthesizer

シンセサイザ/信号処理ライブラリMaximilianをlogue SDK v2から使う

この記事では、drumlogueのユニットをMaximilianというライブラリを使って開発する方法を解説します。logueSDKv2でシンセユニットを作るには、オシレータだけでなく、エンベロープやフィルタも含めて作る必要があります。しかし...
Synthesizer

drumlogue用のシンセユニット「minitone」を公開

logueSDK2を使って作成したdrumlogue用のシンセサイザをリリースしました。無料ですが、今回はGumroadにページを作成しています。いつもは無料のものはGitHubのリポジトリのリリースページに置くだけなのですが、今回は一体ど...
Synthesizer

PolyBLEPによる、Band-limitedな鋸波や矩形波の生成

ゴールデンウイークということで、あまり人気のない(?)波形生成の話をしてみます。鋸波や矩形波などの波形をデジタルで生成しようとすると、エイリアスノイズの問題が発生します。鋸波や矩形波には、無限に高次のの倍音成分が含まれており、これらはDAコ...
Synthesizer

Logue SDK 2.0 のAPI:新たなパラメータ表示方法の詳細解説

logueSDK2.0では、ユーザユニットで利用できるパラメータの個数が従来の6個から24個に増え、表示方法を様々にコントロールできるようになりました。これはプラグインのユーザインタフェースがの大幅な改善ですが、いろいろ機能が増えているので...
Synthesizer

logue SDK 2.0を使ってみた(3)シンセサイザを作ってみる

前回のディレイに続いて、logueSDK2.0を使ったシンセサイザのユーザユニットも作成してみます。シンセサイザはlogueSDK2.0で大きく変わったところです。というのは、シンセサイザの構成というのはざっくり下図のようになっているのです...
Synthesizer

logue SDK 2.0を使ってみた(2)ディレイを作ってみる

前回の続きです。logueSDK2.0の勉強のために、とりあえず簡単なディレイを作ってみました。以前、VeryShortという超短時間のディレイを作りましたが、その移植版です。logueSDK2.0で一番簡単そうなのは、入力信号をちょっとい...
Synthesizer

logue SDK 2.0を使ってみた(1)

これまで、logueSDKを使った開発の記事をいくつか書いてきましたが、この度、drumlogueを購入しましたので、drumlogue用の新しいSDK「loguesdk2.0」を使ってみました。従来のlogueSDK(1.0系列)との違い...