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NTS-1 mk2でオシレータを作ってみた

NTS-1 mk IIではSDKがアップデートされています。SDKの概要は前回の記事に書きましたが、今回は試しにオシレータを作ってみました。 以前、旧NTS-1とdrumlogue用に作った、以下のシンプルなオシレータを、mk2に移植してみ...
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KORG NTS-1 mk2のSDKを調べてみた

新発売のKORG NTS-1 mkIIが届きましたので、ちょっといじってみました。 先代のNTS-1は開発機材として、オモチャとして、いろいろ遊べるマシンでした。mk IIは価格がだいぶ上がってしまったところが惜しいですが、プロセッサがCo...
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DrumlogueでDelayプラグインを開発したときに遭遇した問題

先日Drumlogue用にDelayプラグインをリリースしました。その開発の過程で遭遇した問題点をメモしておきます。 (1)プリセットが使えない DrumlogueのSDKでは、シンセ、ディレイ、リバーブ、マスターFXをほぼ同じAPIで開発...
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Drumlogue用ディレイユニット「Delay Lab」を公開

Drumlogueには、ディレイとしてステレオ/モノラル/テープディレイが含まれていますが、prologue/minilogue xdには含まれていたコーラス、フランジャー、フェイザー、アンサンブルは搭載されていません。 コーラスはシンセサ...
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Mutable InstrumentsのBraidsをDrumlogueで動かす

Braidsは、フランスのMutable Instruments社がかつて販売していたユーロラックモジュールのデジタルシンセサイザです。今回、これをlogue SDKを使ってdrumlogueに移植してみました。名前は「Lillian」です...
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dockerを使わないlogue SDKのビルド環境

この週末は、歴史が動いた広島G7サミットのニュースを見ながら、個人的には通常運転で今日もdrumlogueをいじっていました。 これを一昨日から作っているわけですが、途中でdrumlogueのdocker経由のビルドが面倒になって、ローカル...
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シンセサイザ/信号処理ライブラリMaximilianをlogue SDK v2から使う

この記事では、drumlogueのユニットをMaximilianというライブラリを使って開発する方法を解説します。 logue SDK v2でシンセユニットを作るには、オシレータだけでなく、エンベロープやフィルタも含めて作る必要があります。...
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drumlogue用のシンセユニット「minitone」を公開

logue SDK 2を使って作成したdrumlogue用のシンセサイザをリリースしました。無料ですが、今回はGumroadにページを作成しています。 いつもは無料のものはGitHubのリポジトリのリリースページに置くだけなのですが、今回は...
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Logue SDK 2.0 のAPI:新たなパラメータ表示方法の詳細解説

logue SDK 2.0では、ユーザユニットで利用できるパラメータの個数が従来の6個から24個に増え、表示方法を様々にコントロールできるようになりました。これはプラグインのユーザインタフェースがの大幅な改善ですが、いろいろ機能が増えている...
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logue SDK 2.0を使ってみた(3)シンセサイザを作ってみる

前回のディレイに続いて、logue SDK 2.0を使ったシンセサイザのユーザユニットも作成してみます。 シンセサイザはlogue SDK 2.0で大きく変わったところです。というのは、シンセサイザの構成というのはざっくり下図のようになって...
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logue SDK 2.0を使ってみた(2)ディレイを作ってみる

前回の続きです。 logue SDK 2.0の勉強のために、とりあえず簡単なディレイを作ってみました。 以前、VeryShortという超短時間のディレイを作りましたが、その移植版です。 logue SDK 2.0で一番簡単そうなのは、入力信...
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logue SDK 2.0を使ってみた(1)

これまで、logue SDKを使った開発の記事をいくつか書いてきましたが、この度、drumlogueを購入しましたので、drumlogue用の新しいSDK「logue sdk 2.0」を使ってみました。 従来のlogue SDK(1.0系列...
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BLIT(Band Limited Impulse Train)による鋸波の生成(3)

前回、BLITを使って鋸波をうまく生成できることが確認できましたので、今度はlogue SDKで実装してみます。 今回のコードおよびバイナリは以下のリポジトリに置いてあります。 実装にあたって、追加で考慮が必要な点が2つあります。 (1)\...
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BLIT(Band Limited Impulse Train)による鋸波の生成(1)

前回はエイリアスノイズの出ない鋸波を、ウエーブテーブルを使って生成しました。 この方法の欠点は、沢山のウエーブテーブルが必要になる点です。 PCのソフトシンセでは問題になりませんが、logue SDKではデータとコード合わせて32KBしか使...
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改めて、ウエーブテーブルシンセサイザを作る(5)

今回は、前回までの内容を使って鋸波のオシレータを作ってみます。 なおコードは以下で公開しています。 前回書いたように、logue SDKでは鋸波のウエーブテーブルが提供されていますが、テーブル数は7つと少なめです。 実際にlogue SDK...