Synthesizer BLIT(Band Limited Impulse Train)による鋸波の生成(3) 前回、BLITを使って鋸波をうまく生成できることが確認できましたので、今度はlogue SDKで実装してみます。 今回のコードおよびバイナリは以下のリポジトリに置いてあります。 実装にあたって、追加で考慮が必要な点が... 2022/07/18 Synthesizer
Synthesizer BLIT(Band Limited Impulse Train)による鋸波の生成(1) 前回はエイリアスノイズの出ない鋸波を、ウエーブテーブルを使って生成しました。 この方法の欠点は、沢山のウエーブテーブルが必要になる点です。 PCのソフトシンセでは問題になりませんが、logue SDKではデータとコード合わせて32K... 2022/07/11 Synthesizer
Synthesizer 改めて、ウエーブテーブルシンセサイザを作る(5) 今回は、前回までの内容を使って鋸波のオシレータを作ってみます。 なおコードは以下で公開しています。 前回書いたように、logue SDKでは鋸波のウエーブテーブルが提供されていますが、テーブル数は7つと少なめです。 実... 2022/05/08 Synthesizer
Synthesizer 改めて、ウエーブテーブルシンセサイザを作る(4) 一般的に、ウエーブテーブルシンセサイザでは1つの音色に対して複数のウエーブテーブルを用意し、切り替えながら用いることが多いです。音色には様々な倍音成分が含まれますが、DA変換のサンプリング周波数を超えた倍音成分はエイリアスノイズの原因になる... 2022/05/05 Synthesizer
Synthesizer 改めて、ウエーブテーブルシンセサイザを作る(3) 前回作成したウエーブテーブルシンセサイザは、起動時にウエーブテーブルを計算で生成していました。しかし一般的には、ウエーブテーブルは事前に生成して定数としてコードに埋め込むのが普通でしょう。 例えばPythonなどを使ってウエーブテーブ... 2022/05/03 Synthesizer
Synthesizer 改めて、ウエーブテーブルシンセサイザを作る(2) logue SDKにはサイン波のウエーブテーブルが用意されており、そのテーブルのサイズは128サンプルです。これは半波長分なので、1波長あたりでは256サンプルとなります。 今回はこのウエーブテーブルを、オリジナルのウエーブテーブルに... 2022/05/02 Synthesizer
Synthesizer 改めて、ウエーブテーブルシンセサイザを作る(1) 久しぶりにlogue SDKでのプログラミングの話題です。 今回はウエーブテーブルシンセシスを扱います。 ウエーブテーブル方式のシンセシスは、1波長分のサンプリングデータを納めた「ウエーブテーブル」を繰り返し読み出すことで音を生... 2022/05/01 Synthesizer
Synthesizer logue SDK web simulatorのための試験用HTTPSサーバをPythonで簡易的に立てる 前回記事にしたlogue SDK web simulatorですが、ちょっと試したりデバッグするのに公開サーバまでファイルをアップロードするのは面倒ですね。 Linux環境のみで試すのであれば、localhostでHTTPサーバを ... 2021/12/03 Synthesizer
Synthesizer logue SDKで作ったオシレータをブラウザ上で動作させてみる logue SDKで作成したオシレータ等を試しに使ってもらうための方法として、ブラウザ上で動作する、シンセサイザのエミュレータ「logue SDK web simulator」を使う方法があります。これはKORGで開発されたもので、以前dt... 2021/11/28 Synthesizer
Synthesizer logue SDKで20年前のパブリックドメインのリバーブ「Freeverb」を動かしてみる 一か月ほど前に、シュレーダーのアルゴリズムを使ったリバーブを作りましたが、あまり品質は良くありませんでした。今回は、20年ほど前に作られた「Freeverb」と言う public domain のリバーブをlogue SDKで動かしてみ... 2021/11/22 Synthesizer
Synthesizer logue SDKで作るαJunoエミュレータのリリースと、エイリアスノイズの話 昨年作り始めて最近また少し手を入れてきていた、logue SDKによるRoland αJunoのエミュレーションですが、ようやくある程度の完成度になったので、Gumroadでリリースしました。 最後の段階では、高音階でのエイリ... 2021/10/31 Synthesizer
Synthesizer logue SDK用のCombフィルタの実験 前回の記事の中で、フィードバック付きディレイは「コム(櫛型)フィルタ」にもなるという話を書きました。簡単に言うと、遅延時間が非常に短くて、可聴域周波数の波長の領域に入るようなディレイは、波長と遅延時間が一致するような周波数成分を強める働きが... 2021/10/17 Synthesizer
Synthesizer logue SDKでリバーブを作ってみる これまでlogue SDKでオシレーター、モジュレーター、ディレイなどを作ってきましたが、今回はリバーブを作ってみました。 リバーブはディレイとSDKの API はほとんど変わらないのですが、作るのはリバーブの方が格段に難しいです... 2021/10/17 Synthesizer
Synthesizer logue SDKによるαJuno DCOのエミュレータの続き Prologueを入手したので、なんとか時間を作って、以前logue SDKで開発したαJuno DCOのエミュレーションをするオシレータを久しぶりにいじっています。 このオシレータはCPUの処理能力ぎりぎりで動かしており、Prolo... 2021/09/05 Synthesizer
Synthesizer logue SDKから見たKorg prologueとminilogue xdの違い このところ毎日12時間労働くらいになっていて、土日は休息に充てています。そんななか、Prologue-8を中古で入手してしまいましたので、音出しをして癒されています。 中古だけどPrologue買いました~ @korg_inc 私はlog... 2021/08/29 Synthesizer