これまでRaspberry Piを電子工作的には使ってこなかったこともあり、RPi Zero WのGPIOにはピンヘッダをつけていなかったのですが、ベアメタルの実験用にピンヘッダをつけました。
ピンの機能が色分けされた製品があったので、それを使ってみました。
英国で電子工作関連のグッズをいろいろ売っているPimoroniの製品です。
Colour-coded GPIO Header for Pi Zero – Pimoroni
国内では千石電商で買えます。200円でした。
COM1111 Colour-coded GPIO Header for Pi Zero
この色分けの意味ですが、5Vが赤、3.3Vが黄色、GNDが黒です。
ここまではいいのですが、水色のピンがあって、これは「何も繋ぐな」(Do Not Connect)となっています。
わざわざピンを引き出しておいて、繋ぐなとはどういうことでしょう。
回路図を見ると、この2本のピンの用途が書いてありました。
このピン(ID_SD、ID_SC)は、Raspberry Piに接続するボード(HAT)上のEEPROMを接続するための端子だそうです。
信号的にはI2Cですが、ブート時にここからEEPROMを読み取って、それにあわせたGPIO設定をするためのものなので、それ以外の目的に使ってはいけない、ということです。
この信号の使い方については、Raspberry Piのブログに記載があり、仕様もGitHubで公開されています。
Introducing Raspberry Pi HATs – Raspberry Pi
OpenClipartにRaspberry Piのピン配列があったので貼っておきます。
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