以下は2012年8月16日版のRaspbian-wheezyでの話です。
Raspbianを書き込んだSDカードをセットして電源を入れると、Linuxが起動します。
最初に起動したときは、環境設定が自動で立ち上がります。
ちなみに純正のLinux入りSDカードでは、環境設定は起動されませんでした。
この環境設定のコマンド名は、
sudo raspi-config
で、後からでも何回でも起動することができます。
初回にやっておいた方がいいのは、以下の設定です。
・expand_rootfs (SDカードの未使用領域をLinux用に割り当てる)
・configure_keyboard (初期状態は英語105キー)
・change_timezone (ASIAのTokyoで)
設定後、再起動をかけると、先ほどのexpand_rootfsが動きます。
expand_rootfsは、Windowsで言うところの「パーティションの切り直し」ですので、それなりに時間がかかります。
他に、なるべくならやっておいたほうがいいのは以下ですね。
・change_pass (パスワード変更、初期状態はraspberry)
・ssh (sshサーバを利用可能に)
あと、逆に以下は最初は設定しないほうがいいです。
・change_locale
日本語に設定すると、メッセージやマニュアル等が全て日本語になりますが、初期状態では漢字フォントがインストールされていないため、表示できないからです。
日本語化の手順の解説は下記で解説されています。
内容自体は、上記のロケールの設定と、日本語フォントのインストールするだけです。
Raspberry Pi日本語化 | DesignSpark
完了すると、こんな感じで日本語が表示できるようになります。
Raspberry Pi本体で日本語のWebページが見られるようになると、何かと便利なので、上記の日本語化は是非やっておいたほうがいいですね。
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