NUCLEO-F767ZIのEthernet端子はMicroPythonからは使えないので、テストのために付属のアプリケーションを動かしてみました。
以前ちょっとだけ使ってみたSTM32CubeMXと一緒に配布されているものです。
C:\Users\ユーザ名\STM32Cube\Repository\STM32Cube_FW_F7_V1.8.0\Projects\STM32F767ZI-Nucleo\Applications\LwIP\LwIP_HTTP_Server_Netconn_RTOS\SW4STM32
に入っています。(入っていない場合は、CubeMXのメニューのHelp→Install New Librariesから、最新の「Firmware Package for Family STM32F7」を選択してインストールします。)
これを、SW4STM32のImport…からGeneral→Existing Projects into Workspaceでワークスペースに追加してビルドします。
デフォルトではDHCPで動作しますので、動作しているIPアドレスのアタリをつける必要があります。
とりあえずEthernetが正常に動作していることは確認できました。
STM32CubeMXですが、このNUCLEO-F767ZIのように多機能なボードになってくると、初期設定を行うコードを自動生成してくれるのはそれなりに意味はあるかもしれません。
先日のRaspberry Piのベアメタルプログラミングでも、GPIOのモードを適切に設定するにはマニュアルを調べなければなりませんでしたが、そのへんがGUIで選択していくだけで済んでしまうのは、慣れると便利な気がします。
コメント