STM32専用の開発環境 STM32CubeMX + SW4STM32を試してみた

F401RE.jpg

昨年、スイッチサイエンスさんからNUCLEO-F401REというmbedが使えるボードを購入したのですが、あまり使い道も思いつかず、放置していました。
(単に安かったので買ってみたというのが正直なところです。)

mbedはコンセプトは良いですし、ボードもArduino系よりも強力なものが多いところは頼もしいと思うのですが、開発環境もシステム自体もmbedOS5になってガラリと変わってしまいましたし、手軽さ加減が若干中途半端というか、敷居が高いように思います。

というところに、下記の記事を見かけて面白そうだったので、mbedではない開発環境を試してみることにしました。

CubeMXでLチカ » DSP空挺団

といっても、とりあえずは上記のページの通りにインストールしてLチカを動かしてみただけです。
この記事は大変親切な記事だと思います。

私の場合は使うボードが異なるのと、開発機のOSがWindows7だという点が違いますが、ほぼこの通りにやればうまくいきました。
差分は、NUCLEO-F401REではLEDのピンがPA5になりますので、LEDの点滅の部分のコードも以下のようになります。

HAL_GPIO_TogglePin(GPIOA, GPIO_PIN_5);

cubemx.png

あと、一点引っかかったのがコードを実際にボードで実行する部分で、上記の記事では

SW4STM32のメニューバーからRun->Run As->Ac6 STM32 C/C++ Applicationを実行します。

CubeMXでLチカ » DSP空挺団

とありましたが、最初の1度だけは、以下のようにする必要がありました。

書き込みに関しては最初だけ左側のプロジェクトツリーからプロジェクトを左クリックし Debug as -> Ac6 STM32 C/C++ Applicationを選ぶ必要があります。

System workbench for STM32 (2) – 電子工作専科

まだ機能がよく分かっていませんが、デバッグはmbedやArduinoよりも機能が充実しているように思われます。

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