STM32F030版Blue Pillを動かしてみた


前回紹介した、STM32F030の小さなボードをNTS-1のカスタムコントロールパネルのArduino用ライブラリで動かしてみました。
何もひっかかるところはなかったので、記事にするほどのこともないかとも思いましたが、一応動作確認報告ということで載せておきます。

今回、ボードと一緒に以下の写真のようなUSB経由のプログラマも一緒に購入しました。値段は300円弱くらいでした。
今回、ボードへのプログラム書き込みにはこのプログラマを使用します。

プログラマ側の2(SWDIO)、4(GND)、6(SWCLK)、8(3.3V)のピンをボード側の表面の4つの端子に接続します。

Arduino IDEの設定は下図のようになります。

今回はNTS-1カスタムコントロールパネルのリファレンスボードと同じMCUを使用していますので、ボードはリファレンスボードにしています。
Upload methodはSWDを選択します。

なお、Nucleoボードと違い、STM32のUARTとUSBコネクタの間に接続はありませんので、PCとシリアルポートで通信することはできません。

とりあえずLチカしてみました。ライブラリはNTS-1のものがそのまま使えます。
今回はボードの一番端のGPIOポートであるPB12にLEDを接続しました。
(結線図は省略しますが、記事トップの写真のとおりLEDの長い足をB12、短い足をGNDに接続します。)

プログラムは以下の通りです。

コメント