以前購入した、カラーをリモコンで変更できるLED電球「Mi.Light RGBW」の中身です。
RGBのLEDが4つと、白色LEDが15個搭載されています。
この手の製品ではPhilipsのhueが有名ですが、MiLightはhueよりかなり安価に入手できます。
しかし、私が入手したものはなぜか動作せず、放置していました。
3年ぶりくらいに引っ張り出してきて調べてみたら、口金が海外仕様のE27でした。
それが原因で接触不良だったのだと思われます。
それで、どうせ捨てるなら、とカバーを開けてみました。
カバーはホットボンドのようなもので固定されているだけですので、力を入れれば外れます。
中央に2.4GHzのアンテナがあり、それ以外にチップが2つ載っています。
1つはSTMicroのロゴが見えます。パッケージはTSSOP-20です。
型番が隠されてしまっていますが、8S00という字が見えますので、8bitコントローラのSTM8S00シリーズかと思われます。調べてみたらTSSOP20の製品ラインがあるのはSTM8S003シリーズでしたので、おそらくそのあたりでしょう。
もう1つはPL1167と書かれており、こちらはSPI接続の2.4GHz無線モジュールで、割とメジャーなチップのようです。
PL1167で検索してみたら、MiLightをArduinoから制御している方もいました。
Milight PL1167 control – Arduino Projects4u
PL1167でなく、nRF24シリーズやnRF51シリーズで制御している方もいるようでした。
Controlling the Mi Light from Arduino or NodeMCU
henryk/openmili: Open implementation of the Mi-Light 2.4GHz LED light control protocol
MiLightの通信プロトコルのバージョンアップ版を解析している方もいます。
Reverse engineering the new Milight/LimitlessLED 2.4 GHz Protocol | Chris Mullins
電子工作の例題として、面白いかもしれませんね。
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