Amazon Web Servicesを(今更)試してみた

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AWS IoTなるものに興味を持ったので、AWSのアカウントを取ってみました。
AWS IoTの前にまずはIaaSであるEC2のお勉強です。
教科書は、こちらを使いました。執筆陣には先頃KDDIに買収されたソラコムの玉川さんも入っています。

Amazon Web Services 基礎からのネットワーク&サーバー構築 改訂版|日経BPブックナビ【公式サイト】

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この本はEC2のインスタンス2つ(WebサーバとDBサーバ)を立て、WordPressのサイトを作るチュートリアルになっています。
Webサーバはインターネットに公開し、DBサーバはプライベートネットワークにおきます。
ただしDBサーバはソフトウェア更新等のため、NATゲートウェイを介してインターネットへ接続できるようにします。

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この本のおかげで細かいことに躓くことなく、使い方を学ぶことができました。
デフォルトのユーザが「ec2-user」であることとか、ssh接続のためのキーペアをつくるところとか、本書のようなガイドがあればどうということは無いですが、アカウントを作っていきなり試行錯誤していたら余計な時間がかかっていたかもしれません。

また、HTTPプロトコルをtelnetで目視したり、WireSharkでパケットを観測したりというトピックも扱っており、AWSに限らずネットワーク技術の入門書としても、とても良いと思いました。

WordPressはこんな感じで無事立てることができましたが、実際に使うかというと、個人では料金面が課題になりそうです。

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12ヶ月間は無料利用枠が利用できますが、内容はEC2が750h/月なので24時間×31日分で、本書のようにインスタンスを2つ使ったら超過するのではないかと思います。
また、本書で使われているNAT Gatewayは時間課金+転送量課金で無料枠はありません(ので、試し終わったら削除しないと課金されます)。
個人でサーバを立てるだけなら定額のVPSサーバを借りるほうが良さそうです。

Analog Discoveryを買ってみた

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このところシンセサイザーの話ばかり書いていますが、おかげで「(デジタルでない)電子回路」に30年ぶりくらいに興味がわいてきました。
アナログの電子回路については私はまったくの素人なのですが、やはり波形が見えたほうが学習しやすいだろう・・・というわけで、オシロスコープが欲しくなってきます。
先日作ったポケットオシロも意外と便利なのですが、波形が見えるともう少し詳しく調べたいという欲も出てきます。
巷で人気のRIGOL DS1054Zを調べたり、オークションの古いアナログオシロスコープも見たりしましたが、結局「Analog Discovery」(2じゃない方)を入手しました。
他に、BNCコネクタ拡張ボードプローブも入手しました。

Analog Discoveryは高速なFPGAにADコンバータ、DAコンバータを組み合わせた、PCにUSB接続するモジュールです。
WaveForms 2015」というソフトウェアと組み合わせることで、オシロスコープ、ロジックアナライザ、アナログ信号発生器、デジタル信号パターン生成器になります。
内蔵メモリや信号線の本数で制約はありますが、これらの機能は同時に使用することができます。
また、オシロスコープとしての帯域は5MHzとなっていますが、これは減衰が0.5dbという条件の場合で、この帯域だとほぼ正確な波形が観測できることになります。
オシロスコープの一般的な性能指標である3dbの減衰なら20MHzくらいいけるようです。

早速、内蔵のウエーブジェネレータで矩形波を発生させ、プローブを校正しました。
入手したプローブの説明書にあるとおり、1KHzの信号を10x側で観測してトリマコンデンサで矩形波になるように調整します。
WaveForms 2015もよく出来ていて、安定していますし十分高速です。
こういうものを手にすると、いろいろ測定してみたくなってしまいます。

MachiKania type Zを組み立てた

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PIC32を使った、BASICコンパイラが動いてビデオと音声出力までソフトウェアでやってしまうシステム「MachiKania type Z」を組み立ててみました。
以前Maker Faire Tokyoで見かけて、通販でパーツキットを購入したまま、積読ならぬ積みボードになっていたものです。

組み立て途中の写真です。
完成まで、トータルでは2時間ほどかかりました。

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付属のタクトスイッチは位置合わせ用のプラスチックのポッチがついていますが、基板には対応する穴が開いてないので、ニッパでこのポッチは切断しました。

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ブートローダ書き込み済みのPIC32MX170F256Bが付属していますので、MicroSDカードにファームウェアをコピーしてセットすれば完成です。

ほぼCPUだけでNTSCカラー信号まで含めて全部できてしまうのはすごいですね。
かつて、PIC16F84だけで作るブロック崩し(白黒ビデオ出力)というのがありましたが、その超進化版という感じです。

PIC32はCPUコアはMIPSで、性能的には初代PlayStationに搭載されていたR3000相当のようです。
プログラム領域が256KB、RAMが64KB内蔵されています。
クロックはMachiKaniaでは約57MHzで、初代PS(33MHz)の2倍近いスピードです。