先日行ったαJunoの電解コンデンサ交換ですが、音を聴いているうちに低音のパワーが増したような気がしてきました!
おそらく心理的な要因だと思いますが、オーディオのマジックですね・・・
しかしモチベーションは湧いたので、追加で前回書いたように音声の通る経路のカップリングコンデンサも交換してみました。
まず、メインボードはDCOから各チャネルのVCF/VCAチップへ接続される部分と、各VCF/VCAの出力を加算するオペアンプの出力部分の2箇所(下図の赤丸の部分)です。
ただし前者は6音ポリなので6個の交換が必要です。また、後者は無極性のコンデンサが必要です。
下の写真のように、メインボードが格納されるスペースは天井が低いので注意が必要です。
このスペースに納めるために、αJuno-2のメインボードは背が低くなるように作られていたようです。
元のコンデンサ(写真上)は高さ7.5mmのものが使われていました。
しかし、これから交換するコンデンサは12.5mmくらいあります。
そのため、少しコンデンサを倒して取り付けました。
交換前:
交換後:
コーラスモジュールにも電解コンデンサが使われていますので、これも一部交換しました。
音声信号の通り道では、コーラスへの入力側で信号をバッファしたオペアンプの出力と、コーラスの出力側で信号を増幅するオペアンプの入り口と出口にカップリングコンデンサがあります。(下図の赤丸の部分)
出力側は無極性のコンデンサが使われています。
そのほか、電源周りなど数箇所を交換しました。(下図の緑丸の部分)
交換前:
交換後:
電源モジュールについても、前回の分(下図の青丸部分)に追加で出力側のコンデンサ(赤丸部分)を交換しました。
交換前:
交換後:
さて、これで音が良くなったかというと・・・うん、(主観的には)良くなりました!多分!きっと!
・・・気のせいだとは思いますが、悦に入っています。
ちなみに費用は、前回の分と合わせてもパーツ代で1500円程度でした。
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