事情があり、今年はいつになく忙しい年末年始になりそうなので、ちょっと早いですが今年を振り返ってみます。
logue SDK関連
今年は3月にKORG Drumlogueを購入し、これに搭載されているlogue SDK 2.0を使ったプラグインを3本リリースしました。
いずれも無料(寄付可)で配布していますが、有難いことにこれらのプラグインへの寄付だけで、今年の総額でDrumlogueの購入代金を1万円弱上回る額の寄付をいただくことができました。
正直もっと時間があれば、あと数本リリースできたと思うのですが、残念ながらなかなか思うように時間が取れませんでした。
Drumlogueの売れ行きはそれほど良くないらしく先行きが危ぶまれますし、対応するデベロッパもあまり増えていませんが、来年もあと2,3本はプラグインを出していきたいと思っています。
logue SDK 1.0のほうは今年は手付かずでしたが、一つ嬉しかったのは、最初に出したオシレータ「Hoovic」が、SineVibesのArtemiy Pavlov氏に紹介されたことでした。
これは、ある方にTwitterで教えていただいたのですが、Pavlov氏がデモと説明をしてくれていて、氏が実際に使い込まれていることがよく分かるデモとなっています(正直、自分でもこういう風に説明できる自信が無いです)。
英語学習(QQEnglish)
年内で、受講回数は通算215回となりました。デフォルトは週5回で、講師のお休みや自分の都合での休みが時々入るという感じです。
今月、会社でTOEIC S&WのIPテストを受けたところ、Speakingは140点を取ることができました。過去最高は130点だったので、10点アップです。といっても、S&Wの10点はL&Rに換算したら25点相当ということなので、そこそこスコアアップはできたかなと思っています。
QQEnglishでは継続的にR.E.M.S.というレッスンを受講していますが、耳から聞いた短文をそのまま覚えておけるようになってきたのは、この講座の効果かなと思います。このスキルは重要で、早い話、この短文記憶ができないと「英語で質問されたことに答える」のが困難になります。質問自体をうまく理解できないからです。
最近、R.E.M.S.のテキストが簡単すぎるように感じることも増えてきたので、他の講座やスクールを考えないでもないのですが、いずれにせよこの手のオンライン英会話は来年も継続すると思います。
もう一つ継続しているのは英語の発音トレーニングで、こちらはQQEnglishではなく、4年以上前からハミング発音スクールというところに週一回通っています(コロナ以後はオンラインですが)。最近は主に流暢さやアクセントの向上を目指しています。時々、ELSAというアプリのレベルチェックで発音を採点していますが、今では大体いつも80%以上のスコアを取れるようになってきたので、だいぶ意思疎通ができるレベルの発音になってきたかなと思っています。本当にこれだけは、もっと若い時にやっておきたかったと思います。
その他
ソースコードとしてGitHubでの公開にこぎつけられたものも、logue SDK 2.0関連のみに終わりました。本当はMicroPythonとかRaspberry Pi PICOのプロジェクトも復活させたいし、それ以外に積みボードになっているボードも数枚ありますが、なにしろ物理的に時間が取れません。
また今年はLLMが爆発的に流行しており、技術的な面はキャッチアップしておこうということで、本2冊分の演習はやってみました。しかしそれ以上は、現時点「作りたいものが無い」という壁にぶつかっています。
LLMは、使うだけなら技術的にそれほど大きなハードルは感じませんが、「自然言語による指示」と「プログラムとしての処理」の二つを交互に行うというパラダイムに慣れるのは少々時間がかかる印象です。しかし、これまではともかく、今後LLMで実用的なアプリケーションを作るには、ここは避けて通れないところかと思います。
2024年の抱負
さて実は、来年も今年以上に公私ともに多忙、すなわちこのブログのネタを作るのが困難、な年になりそうです。
もうこれは人生で避けては通れないものなので、仕方ないかなと思っています。
なのであまり大きな目標は立てられないのですが、上に書いた通り英語は継続していくのと、できればDrumlogue用のプラグインを2本くらい出したいです。あとはRaspberry Pi PICOやMicroPython、それに積みボードの消化もしたいですね。LLMもまだまだ継続してキャッチアップしていく必要があると思っています。
そんな感じで来年は今年の延長を中心に、なんとか時間を見つけて取り組んでいきたいと思っています。
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