fritzingのW5500 Ethernet Module用データを作ってみた

w5500module-fritzing.png

ブレッドボードでのパーツ接続図を描くツールにFritzingを使っていますが、このツールは新しいパーツを自分で追加することができます。
先日使ったW5500イーサネットモジュールのパーツデータを作ってみました。

作成方法の解説は、下記のページが分かりやすかったのでお勧めです。

Fritzing カスタムパーツの作り方 – jumbleat

Make Your Own Fritzing Parts – learn.sparkfun.com

基本的には、(1)ブレッドボード用の図(2)回路図(3)プリント基板用パターン の3つの図をSVG形式で作成し、かつ配線のポイントとなるピンやランドなどのオブジェクトの名前を決まったルールで付与します。
そして、これらのファイルをFritzingのパーツエディタに読み込み、各図のオブジェクトを相互に関連付けるXMLファイルを生成します。
ゼロからやると面倒そうですが、上記の解説はIC用の既存データを修正して作成する方法が紹介されており、その方法ならそれほど面倒ではありません。

これを使って先日の記事の接続図を作り直したものがこちらです。

Before:

stm32-w5500.png

After:

stm32-w5500-2.png

NUCLEOボードのグラフィックスの凝り様に比べると、非常にショボいグラフィックですが、データは一応以下に置いてあります。

boochow/W5500_fritzing_data

Amazon Web Servicesを(今更)試してみた

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AWS IoTなるものに興味を持ったので、AWSのアカウントを取ってみました。
AWS IoTの前にまずはIaaSであるEC2のお勉強です。
教科書は、こちらを使いました。執筆陣には先頃KDDIに買収されたソラコムの玉川さんも入っています。

Amazon Web Services 基礎からのネットワーク&サーバー構築 改訂版|日経BPブックナビ【公式サイト】

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この本はEC2のインスタンス2つ(WebサーバとDBサーバ)を立て、WordPressのサイトを作るチュートリアルになっています。
Webサーバはインターネットに公開し、DBサーバはプライベートネットワークにおきます。
ただしDBサーバはソフトウェア更新等のため、NATゲートウェイを介してインターネットへ接続できるようにします。

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この本のおかげで細かいことに躓くことなく、使い方を学ぶことができました。
デフォルトのユーザが「ec2-user」であることとか、ssh接続のためのキーペアをつくるところとか、本書のようなガイドがあればどうということは無いですが、アカウントを作っていきなり試行錯誤していたら余計な時間がかかっていたかもしれません。

また、HTTPプロトコルをtelnetで目視したり、WireSharkでパケットを観測したりというトピックも扱っており、AWSに限らずネットワーク技術の入門書としても、とても良いと思いました。

WordPressはこんな感じで無事立てることができましたが、実際に使うかというと、個人では料金面が課題になりそうです。

aws-wordpress.png

12ヶ月間は無料利用枠が利用できますが、内容はEC2が750h/月なので24時間×31日分で、本書のようにインスタンスを2つ使ったら超過するのではないかと思います。
また、本書で使われているNAT Gatewayは時間課金+転送量課金で無料枠はありません(ので、試し終わったら削除しないと課金されます)。
個人でサーバを立てるだけなら定額のVPSサーバを借りるほうが良さそうです。