Pure Dataとユーロラックが共通に持つ魅力

日記です。年初に、「今後やってみたいこと」としてPure Dataとユーロラックモジュラーシンセを挙げました。

一方はソフトウェア、一方はハードウェアで、あまり共通点は無いようにも見えますが、これらは「自由度の高さ」と「ハードルの低さ」のバランスが良いと感じています。

「自由度の高さ」という意味では、ゼロからコードを書く、ゼロから回路やデバイスを作る、というほうが自由度は高いです。でも着手するのも完成させるのもハードルが高いですね。しかしながら一般的には、ハードルを低くしようとすればどうしても自由度も低くなりがちです。

その点、Pure Dataやユーロラックは、思いついたことが試せる自由度と、それを試すためのハードルの高さがちょうどよくて、それは基本的なパーツ(ビルディングブロック)のデザインが良いのだと思います。

Pure Dataやユーロラックがモジュラー型シンセサイザのメタファーであることは否定しませんが、

・どのようなビルディングブロックを用意するのか
・ビルディングブロック同士をどうやって組み合わせるのか

という部分がきちんとデザインされていると感じます。技術的な観点ではもっと様々な選択肢がありますが、あえてその中から特定の選択肢に絞り、十分な自由度を確保しつつも、複雑になりすぎないような配慮があります。

特に、2点目の「ビルディングブロック間のインタフェース」および「ビルディングブロックの共通仕様」は重要です。ここが貧弱だと、自由度が低くなったり逆に難易度が上がったりしてしまいますし、利用頻度が低いものまで沢山入れてしまうと複雑になって理解と予測に必要なコストが上がってしまいます。ちょうど良いバランスというのは難しくて、これはArduinoなどもそうなのですが、亜流などいくらでも考えられるし実現もできるけれど、意外に普及しないのはこのバランスという点で必ずしも本家を上回っていないということなのだと思います。

というわけで何が言いたいかというと、Pure Dataも面白いけどユーロラックも面白そうですね。着手はもう少し先になると思いますが、とりあえず電源付きケースだけ買ってしまったので、初心を忘れないように書きました。

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