raspbianの新版(2012-09-18版)はオーバークロックが可能に

raspbianの新しい版が公開されました。既にダウンロードページに掲載されています。

Introducing turbo mode: up to 50% more performance for free | Raspberry Pi

変更点として、raspi-configでオーバークロックの選択が可能になったそうです。

Comparing the new image with 1GHz turbo enabled, against the previous image at 700MHz, nbench reports 52% faster on integer, 64% faster on floating point and 55% faster on memory.

「新しいディスクイメージと1GHzターボの組み合わせを、以前のイメージと700MHzの組み合わせと比較すると、nbechで整数演算が52%高速化、浮動小数点演算が64%高速化、メモリアクセスが55%高速化している」だそうです。

700MHzから1GHzだと、確かに概ね5割増にはなりますね。
発熱がひどくなるのは間違いないですし、万一壊れたとき代品を入手するのに時間がかかりそうなのが心配ですが、画面から簡単に変更ができるのは便利ではあります。

そのほか、新イメージでは

・CPU温度、CPU周波数表示のガジェット
・USB割り込み周期の改善により、10%高速化
・WiFi設定GUIツールを標準搭載
・アナログ音声出力の音質改善
・SmartSimとPenguinsPuzzleをプリインストール

が変更点だそうです。
SmartSimは回路シミュレータのようです。

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