PIC32を使った、BASICコンパイラが動いてビデオと音声出力までソフトウェアでやってしまうシステム「MachiKania type Z」を組み立ててみました。
以前Maker Faire Tokyoで見かけて、通販でパーツキットを購入したまま、積読ならぬ積みボードになっていたものです。
組み立て途中の写真です。
完成まで、トータルでは2時間ほどかかりました。
付属のタクトスイッチは位置合わせ用のプラスチックのポッチがついていますが、基板には対応する穴が開いてないので、ニッパでこのポッチは切断しました。
ブートローダ書き込み済みのPIC32MX170F256Bが付属していますので、MicroSDカードにファームウェアをコピーしてセットすれば完成です。
ほぼCPUだけでNTSCカラー信号まで含めて全部できてしまうのはすごいですね。
かつて、PIC16F84だけで作るブロック崩し(白黒ビデオ出力)というのがありましたが、その超進化版という感じです。
PIC32はCPUコアはMIPSで、性能的には初代PlayStationに搭載されていたR3000相当のようです。
プログラム領域が256KB、RAMが64KB内蔵されています。
クロックはMachiKaniaでは約57MHzで、初代PS(33MHz)の2倍近いスピードです。
コメント