boochow

ESP8266/ESP32

ESP32にMicroPythonをインストール

三連休の「やってみた」をもう一つ。 (といっても自分用に使うことができた休日は今日だけなのですが) これまた入手はしたけれど、使い道が無くて遊んでいた、ESP32-DevKit Cです。 ESP32用MicroPythonをビルドしてインス...
STM32

STM32専用の開発環境 STM32CubeMX + SW4STM32を試してみた

昨年、スイッチサイエンスさんからNUCLEO-F401REというmbedが使えるボードを購入したのですが、あまり使い道も思いつかず、放置していました。 (単に安かったので買ってみたというのが正直なところです。) mbedはコンセプトは良いで...
Synthesizer

αJuno-2の電解コンデンサを交換

先日IR3R05を取り替えて復活させたαJuno-2ですが、電源の電解コンデンサが心配だったので交換しました。 3つある大容量の電解コンデンサの1つが、ケースが割れて液漏れしているように見えました。 漏れ出た液は、すでに乾燥してキャラメルみ...
Synthesizer

αJunoのVCF/VCAチップを交換

実験用にと思って入手してあったαJuno-2のジャンク2台を使って、VCF/VCAチップのIR3R05を交換して正常品を1台製作しました。 2台とも、調べてみると6つの音源のうち1つだけがおかしいことが判りました。 1台目は、1つの音源だけ...
Synthesizer

αJunoのVCF/VCA(3)

IR3R05には、波形を観測できるポイントがC1~C4およびLOADの計5つあります。 ・C1:一段目のフィルタのBPF出力 ・C2:一段目のフィルタのLPF出力 ・C3:二段目のフィルタのBPF出力 ・C4:二段目のフィルタのLPF出力 ...
Synthesizer

αJunoのVCF/VCA(2)

前回はVCF・VCAを内蔵したカスタムチップIR3R05の紹介をしましたが、今回はIR3R05の周辺回路を見てみます。 といっても、必要な回路がほぼワンチップになっているので、あとは制御信号と音声の入出力ができれば終わりです。 αJunoは...
Synthesizer

αJunoのVCF/VCA(1)

αJunoでは、VCFとVCAは「IR3R05」という1つのカスタムチップに集約されています。 roland_filter_versionsによると、このチップはαJunoのほか、JX-8P、JX-10およびMKS-80の一部のバージョンで...
Synthesizer

αJunoのCV制御回路

Analog Discoveryのロジアナ機能を使って、αJunoのCV信号を観測してみました。 αJunoでは、VCAやVCFの制御信号は時分割でDACで生成して各チップに出力しています。 Roland αJunoのDCO(3)で触れたJ...
Synthesizer

ELパネルがお亡くなりになってしまいました

先日交換したばかりの、αJunoのLCDのバックライトですが、なんともう壊れてしまいました。 ちょうど使っているときでしたので、壊れるところを目撃したのですが、特に前触れもなく「フッ」という感じで消えてしまいました。 もしや、電源が故障した...
Synthesizer

Roland αJunoのDCO(7)

αJunoも、他のJuno同様にノイズを音源にすることができます。 下図がαJunoのノイズの波形です。 これを見ると、Juno-106までと異なり、αJunoではノイズもデジタル方式になっているようです。 1と0がランダムに出力された波形...
Synthesizer

Roland αJunoのDCO(6)

前回、αJunoのDCOでは波形をパルス波でスイッチング(あるいは、パルス波を波形で変調)した波形が特徴だと書きました。 今回はその実現方法について考えてみます。 登場する波形は、基準の周波数をfとして ・8f, 4f, 2f, f, f/...
Synthesizer

Roland αJunoのDCO(5)

前回まではJuno-60/106の回路図を元にDCOの動作について考えてきましたが、αJunoではJuno-60/106よりも波形のバリエーションが多くなっています。 その一覧はαJunoのトップパネルにも表示されています。 パルス波が3種...
日記

Analog Discoveryを買ってみた

このところシンセサイザーの話ばかり書いていますが、おかげで「(デジタルでない)電子回路」に30年ぶりくらいに興味がわいてきました。 アナログの電子回路については私はまったくの素人なのですが、やはり波形が見えたほうが学習しやすいだろう・・・と...
Synthesizer

Roland αJunoのDCO(4)

JunoシリーズのDCOは、マスターオシレータの信号から鋸波を、さらに鋸波から矩形波を生成します。 鋸波と矩形波は同時に用いることができるので、1DCOながら比較的複雑な波形をつくることができます。 今回は鋸波以外の波形の生成方法を見てみま...
Synthesizer

Roland αJunoのDCO(3)

前回はマスタークロックからピッチ信号を生成する仕組みについて書きました。 ここで生成されるのはタイマーで生成された矩形波ですが、Junoシリーズでは、この矩形波の周波数に従って鋸波を生成し、さらにそこからPWM制御された矩形波を生成していま...