Amazonで1999円で謎のショップから出品されていた、M5Stack ESP32CAMモジュールを試しに買ってみました。
一応、正規品はこちらです。
ケースを開けてみると、中国からボードを買うときのおなじみの袋に入ったモジュールと、両面テープ式のヒートシンクが入っていました。
届いたものは、ケースには一応M5STACKのラベルが貼ってありますが、FCCやTELECに関する表記は一切無く、中国国内用もしくはコピー品なのではないかと思います。
ボード自体はM5Stack Storeで売られているのと同じもののようです。
USB type Cケーブルは付属しませんので、持っていない場合は別途購入の必要があります。
技適は通っていないと思われますが、ちょっと通電してみました。
デモ用のWebカメラアプリが入っており、以下の動作をします。
・ESP32はアクセスポイントモードで動作。SSIDはM5Cam、パスワードは無し。同時1アクセスのみ
・ESP32CAMのアドレスはhttp://192.168.4.1
・上記およびhttp://192.168.4.1/jpg_stream にアクセスするとJPEGファイルのストリーミング
・http://192.168.4.1/jpg は静止画取得
・解像度はVGA
静止画は以下のようなものです。
レンズの画角は28mmか27mm相当かと思います。監視カメラ目的にはちょっと狭いかもしれません。
ストリーミングの場合は、概ね80~140msec / frameくらいの時間がかかりますので、7~8fpsのスピードです。
ただ、ソフトでエンコードしているのか、チップが発熱します。そのためにヒートシンクが付属しているようです。
技適を通す場合はWROVERモジュールのようにチップ部分をケーシングする必要があると思いますが、その状態で長時間ストリーミングで使って大丈夫なのかどうかは気になります。
何か目的があって購入したわけでは無いので、しばらく積みボードになりそうです。
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