以下の本がKindle Unlimitedに入っていて面白そうだったので、見てみました。Unityで2D横スクロールシューティングゲームを作るというものです。Unityは、ずっと以前に、3D空間を作るほうをちょっとかじったことがありましたが、2Dで使うのは初めてです。結局、日曜の午後を写経に費やしてしまいましたが、無事動作しました。
この本、読みやすくてなかなかお勧めです。やりたいことを明示してどうやって実現するかを説明していくスタイルで、分かりやすいです。プログラミング完全初心者には、全部やり通すのはちょっとハードルが高いかもしれませんが、画面上でオブジェクトを動かせる最初のところだけでも楽しめるでしょう。コードはダウンロードもできるので、その改変から入るという手もありますね。
Unityで2Dゲームですが、なるほど結構簡単にいろいろできそうな感じはします。物理演算が最初から組み込まれているのは何かと楽そうです。ただ、Unityって、ゲームエンジンとしてはUnreal Engineに押されてきているような気もしますし、ビジネス的には利益が出ていないようなので、先行きはちょっと気になりますね。
以前「プチコン3号」というBASICのゲームプログラミング環境を使っていたことがありますが、プチコン3号は実は単体で儲かっているのではなく「販促ツール」として活用されている・・・という記事を最近見ました。
Unityの場合も何か別のコアビジネスがあればいいのですが、現状そういうものは無さそうで、少し以前にライセンス規約を大幅変更(開発者の負担増)をしようとして炎上していたのは記憶に新しいところです。今後の生きる道として、メタバース用ツールとして、Metaとかに買収されるっていう可能性はあるかもしれないと思っています。
【2024/9/12追記:本日付で、開発者の負担増となる値上げは撤回されるそうです。】
コメント