logue SDK web simulatorのための試験用HTTPSサーバをPythonで簡易的に立てる

前回記事にしたlogue SDK web simulatorですが、ちょっと試したりデバッグするのに公開サーバまでファイルをアップロードするのは面倒ですね。

Linux環境のみで試すのであれば、localhostでHTTPサーバを

python -m http.server 8000

みたいな形で走らせて、chromiumでlocalhostにアクセスすれば動作します。

ただ、私の環境はWindows上でVMでLinuxを走らせているので、この方法ではVMからのオーディオ出力の品質が悪く、ブツブツ切れてしまいます。

なので、サーバをVM上で動かして、ホスト(Windows)上のブラウザからアクセスする方法を調べてみました。この場合は、ホスト側からVMへローカルIPアドレスでアクセスすることになります。

前回書いた通り、このシミュレータを(localhost以外で)動作させるにはHTTPSサーバが必要です。証明書は、ローカルIPアドレスをホスト名としたものを作成すれば(ブラウザの警告は出ますが)一応使えるようです。

さらに、ブラウザ側にオレオレルート証明書を入れればエラーも出なくなりますが・・・
この証明書の作り方ですが、こちらに紹介されていました。ただ、ブラウザにルート証明書を追加するのはお勧めしません。

サーバは、上記のような1 lineサーバは無理ですが、以下のようなPythonスクリプトで立てられます。”./localhost.pem”はIPアドレスで作成した証明書です。

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