Synthesizer

NTS-1 mk2でピッチ・チェンジャーを作ってみた

以前の記事でも触れましたが、NTS-1 mkIIではオシレータからAUDIO INのデータを利用することができます。AUDIO INを使ったオシレータの実験として、AUDIO INの音声を音高を変化させて再生する、簡単なピッチチェンジャーを...
Synthesizer

初心者がNTS-1 mkII用のオシレータを開発するには?

こちらの記事に、下記のご質問を頂きました。NTS-1が好きでカスタムオシレータを使っていましたが、mk2は発売から間もなく対応したカスタムオシレータが見つかりませんでした。どなたか作っていないか?とweb検索してこの記事にたどり着きました。...
Synthesizer

NTS-1 mk2でオシレータを作ってみた(追記あり)

NTS-1 mk IIではSDKがアップデートされています。SDKの概要は前回の記事に書きましたが、今回は試しにオシレータを作ってみました。以前、旧NTS-1とdrumlogue用に作った、以下のシンプルなオシレータを、mk2に移植してみま...
Synthesizer

KORG NTS-1 mk2のSDKを調べてみた

新発売のKORG NTS-1 mkIIが届きましたので、ちょっといじってみました。先代のNTS-1は開発機材として、オモチャとして、いろいろ遊べるマシンでした。mk IIは価格がだいぶ上がってしまったところが惜しいですが、プロセッサがCor...
日記

LLMの何がヤバいのか

私は仕事上、技術調査・企画みたいなことを結構長くやっていました。そのためか、会社の偉い人(かつコードを書いたりしていない人)に、ある技術がどうすごいのかを、うまく説明する方法をよく考えます。LLMについても、どう説明するのが良いのかずっと考...
日記

アナバスオーディオ AA-001の分解

アナバス・オーディオは日本の太知ホールディングスのブランドで、CDクロックラジオや近年ではレトロなデザインのレコードプレーヤーなどの製品を販売しています。その中の一つであるAA-001は、CD/FM/AM/USBメモリの再生が可能な2.1c...
日記

母の死について

先月の終わり、年の瀬の最中に母が亡くなりました。年末年始を挟んで、1月5日に無事葬儀を終えることができました。この記事は、父の時と同様、自分のためのメモです。父が亡くなって4年半、実家で母は一人暮らしでした。末の妹が市内に住んでおり、立ち寄...
日記

2023年の振り返りと2024年の抱負

事情があり、今年はいつになく忙しい年末年始になりそうなので、ちょっと早いですが今年を振り返ってみます。logue SDK関連今年は3月にKORG Drumlogueを購入し、これに搭載されているlogue SDK 2.0を使ったプラグインを...
Arduino

Arduino UNO R4 minimaを触ってみた

ルネサスは昨年Arduinoに出資しており、Arduino UNOの新型ボードには従来のAVRに代わってルネサスのチップが搭載されています。このArduino UNO R4 minimaを無料でもらえるキャンペーンをルネサスが実施していたの...
日記

QQEnglish R.E.M.S.とカランメソッドの違い

相変わらずオンライン英会話QQEnglishの受講は続けていて、来週中には200回受講に到達しそうです。このスクールでは、生徒は好きなコースを選んで受講することができますが、英会話の体系的なトレーニングとしては主に2つのメソッド、「R.E....
日記

LangChainのお勉強&LLM=チューリングマシンなのかも、というお話

書籍「ChatGPT/LangChainによるチャットシステム構築[実践]入門」LangChainは、ChatGPTを始めとしたLLMを使って様々なアプリケーションを作るためのライブラリです。LangChainについては、以前読んだ本でも一...
日記

LlamaIndexの代わりにChatGPTの新サービスGPT Builderを使ってみた

ChatGPT(有料版)に、新しいサービス「GPT Builder」が追加されました。何かの目的に特化してカスタマイズしたChatGPTを作ることができます。このサービスでは、カスタマイズしたChatGPTを作る際に、特定のドキュメントを「...
日記

LlamaIndexを試してみた

LLMは、学習時に存在していなかった情報については、それ自身では答えることができません。そこで登場するのがLlamaIndexです。LlamaIndexは、LLMが学習していない情報を答えさせるためのライブラリです。LlamaIndexでは...
Synthesizer

DrumlogueでDelayプラグインを開発したときに遭遇した問題

先日Drumlogue用にDelayプラグインをリリースしました。その開発の過程で遭遇した問題点をメモしておきます。(1)プリセットが使えないDrumlogueのSDKでは、シンセ、ディレイ、リバーブ、マスターFXをほぼ同じAPIで開発する...
Synthesizer

Drumlogue用ディレイユニット「Delay Lab」を公開

Drumlogueには、ディレイとしてステレオ/モノラル/テープディレイが含まれていますが、prologue/minilogue xdには含まれていたコーラス、フランジャー、フェイザー、アンサンブルは搭載されていません。コーラスはシンセサイ...